皆さんこんにちは：
私はマーク、アルコホーリクです。ドミニク、8000日と24時間（22年のバースデー）、おめでとう。そして素晴らしいリードをありがとう。そう、
ビッグブックビッグブック・AAの基本テキスト（書籍）
と呼ばれる私たちの本『アルコホーリクス・アノニマス』は、私たちの共同体の中心であり、私にとっては
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なしのAAを想像することは不可能です。確かに私は時々心配になります。特に今日の若い人たちにとって、
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が自分たちの体験に結びつき、意味あるものとして感じられるのかどうか。けれども、きっと彼らも、自分に重ねられる部分を見つけて、あなたが引用してくれた箇所のように、そこからインスピレーションを得られるだろうと願っています。
打ち明けますと、私はAAの歴史のちょっとしたファンなのです。そして最近ミーティングで知ったのですが、『Writing the Big Book (
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を書く)』という比較的新しい書籍があって、その内容は、1937年10月に（
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出版の）その構想が提案されてから1939年4月に出版されるまでの18か月間に焦点を当てたものだそうです。
まだその本自体は読んでいません ―― 約800ページもある大作なので ――でも、部分的な要約を読んで、AAがどのように形作られていったかということについて、より一層感謝の念を抱くようになりました。アクロンの人々はまだオックスフォード・グループに強く結びついていて、
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に賛成していなかったこと。ビル・Wとハンクという男（ハンクはビルに対して大きな反感を抱き、再び酒を飲むようになった人物）が推進力となっていたこと。ビルは、自分たちより偉大な力の概念をそれぞれが見出せるように門戸を開いておきたいと考えていた一方で、アクロンの人々、特にドクター・ボブは、キリスト教に限定された組織であり続けたいと望んでいたこと。
最初に回覧されたごく初期の版は「ビルの物語」と「解決はある」だけであり、残りの最初の164ページ（現在の形の第11章まで）はその後に加えられたものでした。
さて、あなたの「どうやって変化が起きたのか――思考と生活における革命的な変化が自分に訪れたのか？」という質問に戻ります。飲酒をやめたこと以外に、具体的に何が変わったのでしょうか？
私にとってはいくつかの大きな「A-ha 体験（なるほど！と腑に落ちる瞬間）」がありました。最初のミーティングからそうだったのですが、その場にいた仲間たちの笑いから愛を感じる一方で、同時に真剣さも伝わってきたのです。私は酒をやめたいと思って参加したのですが、仲間たちから「また来なさい、酒を飲まずにミーティングに行きなさい」と言われました。だからそうしました。すると状況は良くなっていったのです。やがて、自分の利己心や自己中心性が問題の一部だと聞き、ステップを通じて私の生き方にある程度の謙虚さを見いだすことができました。
しかし、時間をかけて起こった大きな変化は「me 私」から「we 私たち」への意識の変化です。その「私たち」とは、私と自分なりに理解する神（
ハイヤーパワー（HP=ハイヤーパワー）神、または高次の力、自分を超えた大きな力。意志と生き方をゆだねる対象。
）との関係を指す「私たち」であったり、仲間との関係を指す「私たち」であったり、あるいは人類全体の「私たち」であったり…さらには、この素晴らしい存在の中の無数の力のひとつとして働く私という意味での「私たち」であったりするのです。
私にとって、
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が書かれてから10年後にビルが提唱した
12の伝統AA共同体の一体性を守るための12の決まり
は、私たちの将来を保証するための12の原理であり、AAという「私たち」を健全で力強く保つためのものなのです。確かに、ステップ１の最初の言葉も「私たち（we）」ですが、ステップは本質的に個人の回復に関するものです。伝統は、共同体・一体性としての「私たち（we）」が、個人の回復よりも（わずかにですが）重要であることを思い出させてくれます。
AAの草創期を振り返ると、すべてが大成功だったかのように見えるかもしれませんが、実際はそうではありませんでした。AAの設立に関わった人々の中には再び飲酒に戻った人もいましたし、
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『アルコホーリクス・アノニマス』も一躍大ヒットしたわけではありませんでした。ビルとロイスは本の出版後、アパートを追い出され、ハンクとその妻のもとに身を寄せなければなりませんでした。ニューヨークとアクロンのフェローシップ間には摩擦もありました。最初の10年間は、
12の伝統AA共同体の一体性を守るための12の決まり
が確立されるきっかけとなった、大きく困難な学びの期間だったのです。そして私たちは今も進化を続けています――このグループも多くの困難な時期を経験してきましたし、他の多くのグループも同様です。しかし、私たちの一体性は非常に重要です。一体性によって、フェローシップを構成する個々の仲間たちを支えることができるのです。
私というアルコホーリクにとって、生き方と考え方の革命的変化は今日も一日一日続いています。感謝すべきことはたくさんあります。その中には、今日私がソーバーでいられるよう手助けしてくれる仲間の皆さんも含まれます！
前進しよう。
マーク
マルシニー、フランス
Translator : yu
Greetings:
I’m Mark and I’m an alcoholic. Congrats, Dominic, on your 8000 plus 24 hours and thank you for your terrific lead. Yes, the Big Book called Alcoholics Anonymous is so central to our fellowship, for me it would be impossible to imagine AA without it. Yes, I worry at times about how, especially for younger people today, whether it is relatable and relevant to their experience, but hopefully they can find sections that they can relate to that will inspire them… like the section you quoted.
I confess I’m something of a fan of AA history and recently learned at a meeting that there is a relatively new book called Writing the Big Book that focuses on the 18 months from October 1937 when it was proposed to April 1939 when it came out.
I haven’t read the book yet—- it’s a big book, nearly 800 pages— but I’ve read some summaries that make me appreciate all the more how AA came together… how the Akron folks were still tied to the Oxford Group and not supportive of the book… how Bill and a man named Hank (who ended up getting a big resentment toward Bill and went back to drinking) were the driving forces… how Bill wanted to leave the door open to people coming up with their own conception of a power greater than themselves while the Akron folks like Dr. Bob wanted to stay a solely Christian organization.
Evidently the very earliest version that was passed around were just Bill’s Story and There is a Solution; the rest of the original 164 pages was added after.
Meanwhile, back to your question of how did change— the revolutionary change in thinking and living— come over me? What exactly changed besides putting down the drink?
I think for me there’s been some big “A-ha” moments beginning with the very first meeting where I could feel the love from the laughter and yet the seriousness from the people in the room. I came in wanting to stop drinking and you all told me “keep coming back, don’t drink and go to meetings”… so I did. And it got better. Then I heard that my selfishness and self centeredness was part of the problem, and the steps helped me find some degree of humility in my life.
But over time the big change is from “me” to “we”, whether that “we” is me and my Higher Power, the God of my understanding, or the “we” of the fellowship… or the “we” of humanity.. or the “we” of being one actant of an infinity of forces in this incredible existence.
For me the traditions, which Bill put forth a decade after the Big Book was written as 12 principles to assure our future, are all about keeping the “we” of AA alive and strong. Yes, the first word of the first step is also “we”, but the steps are really about individual recovery. The traditions remind us that our unity as “we” is actually (slightly) more important than individual recovery.
We may look back at the early days of AA as if everything was wildly successful, but it wasn’t; people who helped establish AA went back to drinking; the book Alcoholics Anonymous wasn’t a runaway success, Bill and Loris were evicted from their apartment after the book was published and they had to go live with Hank and his wife; there was friction between the New York and Akron fellowships; the first decade was a huge, fraught learning experience that led to the traditions being established. And we continue to evolve— this group has gone through some challenging times, as do many. But our unity is vital so we can be there for the individuals that make up our fellowship
For this alcoholic, the revolution in living and thinking continues, one day at a time. Lots to be grateful for, including all of you for helping me stay sober today!
Onward,
Mark
Marcigny, France
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